海谷山地(新潟) 船浦山(772m) 2018年4月1日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 5:21 林道入口−−5:52 送電鉄塔−−6:35 船浦山−−6:56 送電鉄塔−−7:07 林道入口

場所新潟県糸魚川市
年月日2018年4月1日 日帰り
天候
山行種類残雪期の籔山
交通手段マイカー
駐車場未除雪の林道入口に駐車
登山道の有無無し
籔の有無積雪のため不明だが、少なくとも稜線上は藪は無い模様
危険個所の有無やや傾斜がきつい場所があるが危険というほどではない
山頂の展望ブナ林で展望悪い
GPSトラックログ
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コメント西側を通る林道から往復。周囲の多くを崖マークに囲まれるが山頂西側から北側を回り込むように稜線に乗り上げるルートは崖マークが無く最も傾斜が緩いためここから往復。稜線直下までほぼ植林が続き稜線上は穏やかなブナ林で、地面が見えた部分に藪は見られなかった




未除雪の林道入口からスタート 雪に埋もれた林道を辿る
林道支線の終点 583.2m三角点の送電鉄塔
送電鉄塔から北を見ている 標高600m峰付近から北を見ている
標高600m付近 標高650m付近
標高710m付近 標高730m付近
スノーシューからアイゼンへ 標高740m付近。崖を回り込む
標高740m付近から南を見ている 主稜線に乗る。意外に安全地帯
主稜線はブナに覆われた穏やかな尾根 船浦山山頂
船浦山山頂の360度展望写真
船浦山付近から見た青海黒姫山と姫川河口 主稜線の藪は薄そう
山頂から南を見ている 山頂から北を見ている
山頂西側の崖を見上げる
駒ヶ岳 往路で通過した送電鉄塔
帰りは適当に斜面を下る 最後は方向修正で帰還
林道は2mほどの雪壁 昨日から使用開始したモンベルの登山靴


・船浦山は海谷山地の一角。海川左岸の駒ヶ岳から続く尾根上にある。標高は低いながら崖マークに囲まれたヤバそうな山。
・崖マークの切れ目があるのは海川とは反対側の西側斜面。山頂直下西側から北を巻いて主稜線に至り南下するルートか、南側を迂回して主稜線を北上するかのどちらかだ。今回は距離が短い前者を選択した。
・地形図を見ると御前山集落から林道が延びていて、その途中から破線が描かれている。破線(道)の存在は当てにならないが、破線の終点が私の計画委したルートに重なるため、もし雪が消えていた場合は破線通りに歩くことにした。
・御前山集落へは県道221号線で行くが、長野から向かう場合は通常なら国道148号線から近い南側の根知川沿いの県道225号線経由で向かうが、冬季は梨ノ木集落から御前山集落感は除雪されず通行止めなので北側からアプローチ。情報通り御前山集落の南で除雪終点だった。
・どうせ林道は除雪されていないだろうと思っていたが、意外にも除雪済みであった。ただし道幅は車1台がやっと通過できる程度で両側は高さ2m程の雪壁の連続で駐車できそうな場所がなかなか見つからない。しかし予定していた破線始点に除雪した雪を横に押し出した箇所があり車1台が駐車可能なスペースがあった。見えている地面はアスファルトで破線は地形時に記載されていないが林道のようだった。
・今朝は気温が高めで最初からスノーシューを装着。周囲は一面の杉植林でいやらしくマスクも装着。しかし早朝はまだそれほど花粉を飛ばしていなかったようで、目薬を差した影響もあってか目の痒みは感じられなかった。
・最初は緩斜面で明瞭な地形は無く雪に埋もれた林道を緩やかに登っていく。現在位置の特定が困難だが明瞭な尾根地形を林道が乗り越える時点で破線とは別ルートと判明。このまま尾根を乗り越えると崖マーク地帯を迂回できないのでここから尾根を登ることに。
・尾根上には短い林道支線あり。終点から先も植林帯が続くが大きな岩が点在するようになる。短い急な登りをこなすと上空が開けて送電鉄塔が登場。ここには583.1m三角点があるはずだが積雪で見当たらなかった。
・600m峰から僅かに下った後は急斜面の登りが始まる。一部途切れる箇所はあるがここも植林がなされている。植林があるということはそれほどの傾斜ではないことを意味しているので安全にk登れそうで一安心。右手に主稜線が見えているが雪が落ちた急斜面の連続で登れそうにない。
・傾斜がきつい箇所は右手の自然林の斜面を迂回、再び左に進路を振って植林斜面に突入。まだまだ雪が続くがこの標高で杉植林だとたぶん無雪期でも藪は無いと思われる。
・杉植林帯上端から上は主稜線に突き上げる半分崖の急斜面。雪がつながって登れそうな場所もあるが無理をせず計画通り北側を巻いて主稜線に突き上げることにした。そろそろヤバい区間に突入しそうなのでスノーシューからアイゼンにスイッチ。
・植林が終わると地形図の崖マーク北端から北西に落ちる尾根に乗る。ここは傾斜が緩く安全に主稜線に上がることができた。わざわざアイゼンを使うまでもなかった。 ・主稜線に乗るとここも安全地帯で海川に落ちる東斜面も山頂付近は傾斜が緩いブナ林で崖状の西側斜面とは対照的だが、下っていくとどこかで崖地帯にぶち当たることになる。
・南に向かうと僅かながら高度を上げて船浦山山頂に到着。南北に細長い場所で明瞭なピークは無いが、この先は僅かに下っている。船浦山山頂には人工物無しでブナ林に覆われて展望はあまり良くない場所だった。
・帰りはほぼ往路を戻る。ただし送電鉄塔が立つ小尾根上を戻らずに南側を下ったが、全面が緩斜面で地形不明瞭で読図はできず、やや南に寄りすぎて左手(南)から沢音が聞こえてきた。往路では沢音は一切聞こえなかったので明らかにおかしい。それに交差するはずの林道にも出会っていないので南にずれていると判断、やや北向きに進路変更すると無事に往路の林道起点(駐車箇所)に出た。

 

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